今日は懐かしいほど久しぶりに土砂降りの雨と雷⚡の音が鳴り響いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?このお天気ですと関東地方お住まいの方は流石にステイホームしていらっしゃる方が多いでしょうね。
私は本日もいつも通りおとなしく(?)目の前の雨空を見上げながらデスクに向かっております。先週は丸一週間、渋谷で開催されたPOP-UPショップに立ち会っていたので確定申告の準備が一向に進んでおらず、とうとう見ない振りもできない状況に・・。「よし!今日こそやるぞ!」と意気込んでは見たものの、やはりこうして横道にそれてしまっている次第です。(苦笑)
先ほどから、書類の山のその先にある雨空に目をやりながら、「私はなぜヨーロッパからモノを輸入することを生業としたのか・・きっかけは何だったのか」とぼんやり考えておりました。10代の頃から小物が大好きで、インテリコーディネーターの仕事に就いてからも壁紙やカーテンよりもディスプレイ用の小物に興味があったので、無類の小物好きであることは間違いありません。しかし、それがなぜヨーロッパのモノに繋がって行ったのか・・・それはきっとその昔、2年半過ごしたイタリアに起因していると思うのです。あの頃見た色彩と懐かしい匂い、イタリア語の響き、いつか帰りたいという強い思いがどこかでずっと燻っていて、それがこんな形で爆発したのではないかな、と思うのです。
↑ ミラノ到着後撮影した記念すべき1枚目の写真(デジカメ登場前)
今から遡ること約27年前(恐ろしく昔)、時はバブル期終焉直後、若者たちはまだまだバブルの余韻を引きづりつつ「自分は何にでもなれる!」と勘違いしていた時代。(N〇K連ドラの前振りみたい 笑)今回を第1話として、はたして第何話まで続くのか予想もつきませんが、これからちょっとずつあの頃のイタリアの香りを皆様と共有していければと思うのです。世界中が輝いていた時代を振り返りながら呟く、店主の遅過ぎる備忘録にお付き合いくださいね!
by 店主